なぜ自分が鬱病に...3-回復までの道のり-
こんにちは。
今回の「なぜ自分が鬱病に」のPart3として、鬱病やパニック障害を患ってから回復するまでに僕が大切だと感じたことをまとめます。
全ての人に当てはまるわけではありませんが、何かの参考になれば幸いです。
1.病院や臨床心理士の方に相談する
風邪をひいたら病院に行くように、心の病気でも病院に行く必要があります。
必要がある...というより絶対病院やカウンセラーの方に相談してください!
ですが、心療内科等に行くのに抵抗を感じるという方も多いと思います。
僕もそのうちの一人でした。
しかし勇気を出して病院に入ってみると、雰囲気として歯医者や内科などの普通の病院と変わらない雰囲気で「あれ...?」とびっくりするかもしれません。
いざ診察になると、先生やカウンセラーの方はこちらの言葉に耳を傾け否定せずに聞いてくれると思います。
またそこまで親密でない人であるからこそ話せることがあったりもしますので是非病院に行ってほしいと思います。
先生にお話を聞いてもらうぐらいの感覚でいいと思いますので、通院することが大切になります。
また心療内科であれば、それぞれに応じたお薬も処方してもらえますので回復への大きな一歩となります。
自分の場合、抗うつ剤 抗不安剤 睡眠導入剤 などを処方していただきました。
2.薬は必ず飲む
病院で薬を処方してもらったら、欠かさず薬を飲んでください。
薬には少なからず副作用が伴うものもありますし、飲みたくないという気持ちも出てくると思いますが、薬は科学的に病気に対して効果のあるものですので必ず服用することをお勧めします。
僕は自分が病気であるとうことが認められずに最初の通院から1年弱、薬も飲まなければ通院もしませんでした。
結果、症状はまったく回復せず辛い時期がその後1年半程度続きました。
しかし、その後薬を欠かさず服用するようになって少しずつ良くなっていったと思います。(もちろん時間が解決してくれた部分もあります)
薬は即効性のあるものではありませんが確実に効果がありますので是非服用してみてくださいね。
3.楽しいと感じる事をする
少し症状が和らいでくると、「~したい」というのが出てくるかと思います。
自分の場合は筋トレや地元の友人と会いたいとか、地元のお祭りにいきたいとかでした。
やりたいと思えることがあればぜひトライしてみてください!
鬱病は、"その仕事" であったり "あの人との人間関係" といったりとある部分が原因で起こることが多いかな?と思います。その原因と距離を置いてやりたいと思ったことをやってほしいと思います。
僕の場合は大学が原因となったので、大学から離れて気がむいたことをやっていました。
そして大切なことですが、「自分は病気だから楽しいことをしちゃだめだ」なんて考えないでください!
楽しいことして悪いなんてありません!
そして患者の周りの方は、患者が楽しいことをすることに嫌味なことをいったり、怒ったり止めたりしないでほしいです。
僕は気が向いたことができるようになることで回復へ大きく近づくと考えています。
楽しめることは思いっきり楽しんでくださいね!
4.最後は時間が解決する
「結局時間かよ...」となってしまうかもしれませんが、最後は時間が大きく影響するかと思います。
時間がたてば、辛かったことに対して整理がついたり自分の考え方が変わってくることがあります。
また自身が感じた痛みというものは時間経過で具体的にどれぐらい苦しかったというのは消えていきます。
僕自身も鬱病当時は死ぬほど苦しかったですが、今ではその苦しさがどれぐらいだったかを具体的に思い出すことはできません。
もちろん、この記事で書いてきたことが全てそろった上で最後は時間が解決するというものなので注意してほしいと思います。
以上で僕が大切だと思ったことのまとめとなります。
個人の意見ですので未熟な点は多々あると思いますがご了承ください。
鬱病は誰もがなり得る病気ですが、必ずよくなるものであると考えて居ます。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。