鬱病は筋トレで治る?
僕は鬱病かかったあとすぐに筋トレをはじめ、鬱病を克服した今でもトレーニングを続けています。
そこで最近「筋トレで鬱病は治る」といった事をSNSなどで見ますが
個人的な見解としては
筋トレで鬱病は治らないが間接的に有効かも!?
です。
筋トレが直接鬱病に効くかというとそうではありませんが、間接的に良い影響をもたらすと考えています。
そこで闘病時に筋トレをやってよかったと思う点をまとめます。
1. 成功体験を積み重なることができ、自信につながる。
鬱病を患っている方で自信がないという人は多いと思います。
自信を育てていくには小さな成功を少しづつ積み重ねていくことです。
その点筋トレは一生懸命やっていけば自身の体も少しずつ変わっていきますし、ベンチプレスなどの重量も少しずつ増えていきます。
前より腕がおっきくなった!
1か月前はベンチプレスが30kg8回だったけど、今は40kgで8回できる!
前回はスクワット50kg9回だったけど今回は10回できた!
といったような感じですね。
そういう前より自分は成長した!というのを重量や回数の変化で実感しやすいのが筋トレの良いところだと思います。
筋トレを続けていくことでこう言った成功体験を積み上げていけるって点で自信がない人にとってはよい趣味なのかもしれません。
2. 筋トレやってるときは辛い時を考えにくい!
鬱病からすこし立ち直って、なにかやってみようと思い立つ日が来ても嫌な気分に苛まれてしまう事はよくあります。
僕も当時はよく嫌な事を考えていました。
そこで嫌なことを考え始めたら筋トレをしていました。
その理由は
筋トレは体力的にきついことなので
筋トレ中は「きつい...でもあと1回いけるぞ!」
といった風に目の前のことに気分を向けることができたので、嫌なことを考えず目の前のことに集中できる貴重な時間だったためです。
「あと一回いけるぞ!」「今日はベンチプレス50kgを上げる!」とか前向きな言葉で自分を励ます機会でもありました。
これも鬱病に有効なことだったのかもしれません。
3. 反復運動はセロトニンを増やす
最後に科学的な事を1つ。
腕立て伏せや腹筋、ダンベルやバーベルを使う筋トレは同じ動作を繰り返し行う行為でもあります。
このような単純な反復運動によりセロトニンが分泌されることがわかっています。
セロトニンには自律神経を整えたり、集中力が上がったりという恩恵があります。
また鬱病患者は大脳辺縁系(セロトニン受動態をもつ細胞が沢山ある部分)のセロトニン不足が原因とされています。
その事を考えてもセロトニンの分泌を増やす筋トレなどの反復運動は鬱病に効果的なのかもしれません。
4. 最後に
以上が僕が闘病時に筋トレをやっててよかったなと思う点でした。
別に筋トレでなくてもマラソンだったり縄跳びだったり...なんでもいいと思います!
個人的に人と比べるのではなく自分の成長を数値ではっきり確かめられるものがお勧めです。
また自信がないという人も是非お勧めです!
筋トレやマラソンなどで自分の記録を伸ばすことで成功体験を積んで自信を築きましょう!
ではでは。